平成24年元日 謹賀新年

2012年1月1日|活動報告

 皆さん新年あけましておめでとう御座います。

? さて、皆様は今年のお正月をどの様なお気持ちでお迎えになったでしょうか。恐らくは、私もそうでありますが、昨年東日本を襲った大震災により尊い命を失った方々のご冥福と津波により住居を失った方々への思いや、原発事故でふるさとを離れることを余儀なくされた方々に対しての、何とも言えない切ない気持ちではなかったでしょうか。

 ごく普通に、当たり前のように迎えていた新年がこんなにも有難いものなのかと幸せを噛みしめた年明けでございました。

? 昨年は東日本大震災、台風12号等の自然災害の多発、欧州の財政不安に端を発した世界的な金融不安やそれに伴う超円高と株安など国内外において良い話題はほとんどございませんでした。

 しかしながら、そんな状況の中ではありましたが、東日本大震災時の救援物資の輸送や人員の派遣において秋田県のポテンシャルの高さが証明され、また日本海側の重要性を再認識できたことは非常に良かったのではないでしょうか。  

 また、県内の日本海沿岸自動車の全線開通のメドがようやくついたことも明るい話題ではなかったでしょうか。限られた財政状況であり、完成まではまだまだ時間がかかるかもしれませんが、目標が見えたことによって県内の経済活動が活発になるのではないかと期待をしております。

 一つに?がることによって県内は勿論、県外からのアプローチが容易になるわけですから、今から人、物が集まるための種まきをしなければなりません。 幸いにして我が秋田県には祭や温泉郷、郷土料理などの豊富な観光資源がございます。

 今年は行政と民間がさらに一体となって、この国難ともいうべく難局に立ち向かい、東北全体の復興を成し得るためにも先ずは秋田県の活力を生み出す努力をして参らなければなりません。その為にも明るい話題を作ることが非常に大切になってくる訳でありますので、今、秋田県と秋田市が共同で進めているプロ野球オールスターゲームの招致について私なりに努力をし、その効果が全県に広まるようにして参りたいと思います。

 物事を進めるためには先ず行動し、それを継続し定着させる事が大事ではないでしょうか。県民の皆様に明るい話題を提供し、笑顔が絶えない元気な秋田を作るために本年も行動をして参りたいと思いますので、皆様の今後一層のご指導ご鞭撻を賜りたいと存じますので何とぞよろしくお願い申し上げます。

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 最後になりますが、皆様方のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げまして新年のご挨拶とさせて頂きます。